イエベ?ブルベ?パーソナルカラーって何?
パーソナルカラーの様々な疑問についてお答えします。
パーソナルカラー診断は何歳からがおすすめ?最適な時期は?
何歳からでも大丈夫です。ご自身のパーソナルカラーが気になるようでしたら年齢関係なく診断を受けていただくのがおすすめです。「私は何だろう?」とモヤモヤしたり、自己診断でしっくりこない時間を過ごすのは正直もったいないです。
実際、子どもでも色や濃淡によって似合う似合わないがあります。そして、何でも似合うと言われている20代前半までの方も、客観的に見ていて似合うものと似合わないものがあると感じています。
ただ、10〜20代前半の頃は好きなものや流行りのものを自由に楽しむことも大切です。その中での失敗をした経験も自分を知るためには必要なことで、自分のことをよくわかっている方ほどおしゃれさんが多いように思います。
一つの目安としては、成人式の振袖、就職活動をするためのスーツ、卒業式の袴やドレス、結婚式のウエディングドレスや列席する際のドレス選びなど、人生の節目となる大切な日に向けて診断を受けていただくのもいいかなと思います。
スッピンで診断をするのはなぜ?
診断の際は様々な色のドレープ(布)を顔の下に当てて、その色映りにより顔色がどんな風に変化するのかを見て分析します。
メイクをしたまま(色つきの日焼け止めも)診断をすると、そのときのメイクの色が邪魔をしてしまい正確な判断ができなくなってしまいます。私も経験があるのですが、どんなに経験を積まれたアナリストの方でもです。
パーソナルカラーは一生変わらない?
パーソナルカラーは変わる可能性があります。
その人が生まれながらに持っている肌、目、髪など外見的な色は生涯変わりません。年齢を重ねると似合わないと感じる色は出てくるかもしれませんが、似合う色のグループや色調が変わることはありません。また、日焼けによって似合う色が変わることもありません。
以前までは、「人は生まれながらにしてパーソナルカラーは決まっている」と言われてきました。ですが、日焼け、美白ケア、食生活などによって微妙に変化することがわかっています。
また、年齢を重ねていくことで変化する可能性があります。40歳を過ぎたあたりから、これまで似合っていたものがしっくりこないと感じる方が多いようです。
サロンによってパーソナルカラーが変わるのはなぜ?
パーソナルカラーの流派、アナリストが重視する点、ドレープのメーカー、診断を行う環境や照明の違いなどにより診断結果が変わってくるのだと思います。アナリストによって伝え方は様々ですが根本的なことは同じです。
私のように診断結果にしっくりこないと感じる場合は、4シーズンをさらに細分化した16タイプ診断をおすすめします。
好きな色と似合う色は違う?
「似合う色」はここぞ!というときに自分をより一層ステキに魅せてくれる色。「好きな色」は自分を癒してくれる色です。ご自身の「好きな色」も大切にしながら様々な色を楽しんでほしいと思っています。
「好きな色」が「苦手な色」だった。ということはあると思いますが、実際に嫌い(苦手)な色だったけど似合う色と知って好きな色に変わったという方もいますよ。
黄み肌(色黒)がイエベ?ピンク肌(色白)がブルベ?
肌の色とパーソナルカラーは必ずしもイコールではありません。なので、黄み肌(色黒)≠イエベ、ピンク肌(色白)≠ブルベです。実際、黄み肌でブルベの方や色白のイエベの方はいらっしゃいます。
「黄み肌ブルベ」とは、黄みを帯びた肌をしていてブルーベースの色が似合う。イエベ・ブルベは、肌の色とは関係なくアンダートーン(下地となる基調色)のことを言います。
・「黄み」の色:イエローアンダートーン
・「青み」の色:ブルーアンダートーン
ドレープ(布)を当てたときには、黄みを足すと(黄みの色)血色感が出て健康的に見える方はイエベ、反対に赤ら顔になったり黄ぐすみしてしまう方はブルベ。青みを足すと(青みの色)すっきりと透明感が出る方はブルベ、反対に透明感を通り越して青白く不健康に見えてしまう方はイエベとなります。
1st秋、2nd冬だったらイエベ?ブルベ?
イエベとブルベどちらも似合う範囲内ではあるのですが、1stが最も似合う色になるのでどちらかと聞かれたら「イエベ」になります。2ndが冬なので、ブルベ冬の色も日常に取り入れて楽しんでくださいね。
自己診断でイエベ秋と自信があるのですが、プロの診断を受けた方がいい?
イエベ秋に限らず、各々しっくりときているなら診断は必要ないと思います。
ただ、自己診断で1番多いのがイエベ秋です。
実際イエベ秋と自己診断をしていた方がプロの診断を受けてブルベ冬となりました。その後、髪や洋服をブルベ冬の色にしただけで一気に垢抜けておしゃれに変身をしたことがあります。
1st春、2nd夏と診断されました。どちらを基準に色を選べばいい?
1stの春が優先になります。2nd夏はその日の気分や予定、なりたい雰囲気に合わせて取り入れるといいと思います。
ただ、体調が悪い日や肌がくすみがちな夕方以降に夏の色を顔まわりに身につけると、顔色が悪く見えてしまうこともあるので注意が必要です。
また春と夏のニュートラルの方は、黄みが強すぎたり青みが強すぎるものはあまり得意ではありません。コスメだとイエベ・ブルベと分けられたものに当てはまらないことも多く、黄みや青みが強すぎない中間に位置する絶妙な色が似合います。
イエベ、ブルベ流行ってるけどそんなに重要?
重要だと感じたので私はパーソナルカラーのアナリストになろうと決意しました。と言いながらも、実際は似合う色だけに縛られず様々な色を取り入れて楽しんでいます。
似合う色は、「ここぞ」という場面で自分をよりステキに魅せてくれます。なので、似合う色を重要視するときもあれば、ただ単純に好きだからといった理由やなりたい私に応じて選ぶ色があってもいいと思います。
服とメイク、パーソナルカラーは同じ?
同じです。パーソナルカラーがわかると服にもメイクにも取り入れられます。
メイクは発色の仕方が人それぞれ異なりますが、選ぶ色の基準はパーソナルカラーになります。また、洋服の色が顔に映り込むので、顔まわりはパーソナルカラー(似合う色)を意識してくださいね。トップス、ストール、マフラー、大きい面積のワンピース、コートなどです。
カラーコンタクトでパーソナルカラーは変わる?
目の色だけで大幅に変わることはありませんが、カラーコンタクトの色=目の色とし診断を行うことになります。パーソナルカラー診断では、その人が生まれながらに持っている目の色や白目と黒目のコントラストも診断の目安になります。
ただ、診断後にカラーコンタクトの色を変えると違和感が出てくる可能性はあります。ご自身に似合うカラーコンタクトの色を知るためにも、透明レンズを着用し本来の目の色での診断がおすすめです。